diary201711
11月の日誌
年齢が小さいうちに進んでしまおう
- 投稿者:ゆき子 (2017-12-02 (土) 11:34:56)
↓前回の投稿でオブジェの話を書きました。
小4までにG教材を終了してしまえば、
小5でH,小6でI教材と1年1教材進めばいいのだから、
そこからはゆっくり進んでも大丈夫。
5年・6年と高学年になるに従い、行事も増え、
いろいろなことの主導的な立場に立たなければならなくなります。
だから時間のたっぷりある4年生までに、
6学年以上に進んでしまうことが大切なのです。
この4カ月で、
来年3月末までに3学年以上に進めそうな人が、
本市場横割合わせて8名(教科数は9教科)います。
まず、その方たちにはっぱをかけようと思います。
その後も続きそうな方が何名かいますので、
4月以降その方たちにも頑張ってほしいと思っています。
オブジェをもらえるのは
- 投稿者:ゆき子 (2017-11-30 (木) 07:41:49)
3月末で3教材以上進んでいると、
クリスタルガラスの素敵なオブジェがもらえます。
3月末で3教材以上というと、
たとえば算数・数学が小学校1年生でD教材終了、
2年生でE、3年生でF、4年生でG教材終了となります。
(詳しくはHPで確認してください。)
私の教室では4名の4年生がそれに向けて頑張っています。
あと4カ月です。
みんな頑張れ!!!
同じのがあったら写すという感覚
- 投稿者:ゆき子 (2017-11-27 (月) 12:00:46)
ある程度の年数を公文でやってきてると知恵が働いてきて、
同じ個所があったら丸写し、というのが出てくる。
丸写しならまだしも、F教材あたりの途中式が無ければ
絶対答えが出ないところを、答えだけ書いてある。
「答えだけなんてできるはずがない。」と言うと
「暗算でやった。」と言う。
「では、この場でやってみて。」
できるわけはない。
また、D教材で1ページに2列問題があるところを、
別のページを写し間違えたらしく、全部前のページと同じ答え。
思わず笑ってしまう。
そして、傑作なのが
「お母さんが写しなさい、と言った。」というもの。
ひえ~~!!
親御さんが写すことを推奨してしまっては、なすすべがない。
同じ所を何度もやるのは、(できれば4回以上はやりたくないのだが)
前回より点数も多く、時間も短くなるためにやっているのであって、
ただ単純に繰り返しているわけではない。
本人も、親御さんもそのことを、良~く肝に銘じてほしい。
やっぱり訂正はよく見て直すのが大事
- 投稿者:ゆき子 (2017-11-21 (火) 11:55:59)
昨日、小3で算数D41~50をやっている子が、
宿題の直しが結構多かったので大丈夫かな?と見ていたら、
間違えた問題を一気に消すのではなく、一つ一つ確認しながら、
間違えた数字だけを消して直していた。
なので思ったより早く直すことができていた。
「めんどくさい。」などと言って、
間違えた問題を全部消して、最初からやり直している子は、
もう途中でそれこそ「めんどくさく」なって、泣きが入る場合が多い。
面倒に思えるかもしれないが、一つずつ確認しながら直していく方が、
自分で間違いの個所を見つけることができるし、
自分の間違えやすいところを認識することができる。
こういう子は必ず伸びるし、学力が定着する。
学校の先生も間違いは消さずに、横線ひいて直させている方もいる。
本来はそうしたほうが良い場合もある。
あまりにさっさっと消してしまう子は、
今度から間違えたのは消さずに新しく書かせて、
比較させてみようかと思っている。
やっぱりちょっと見直すか・・・・
- 投稿者:ゆき子 (2017-11-19 (日) 09:34:23)
全くできなくはないのだが、
まあ、一般的な概念から言えば
かなりできない部類に入るのだろう。
それでも算数は4桁÷2桁に進み、
国語も学年相当まで何とか進めてきた。
家庭での学習も一応やっては来るが、
最初と最後だけやってあって、中抜けが目立つ。
(ご家庭は事情があって毎日の確認はお願いできない)
やってないところをやらせてから今日の学習に入るのだが、
その時点でもう頭の回転が目いっぱいなのだろう。
2時間半在室なんてこともあった。
毎日学習は一応できそうな感じだから、
もう少し枚数を減らしてみるか・・・・。
できない子ほどたくさん学習したほうが、
その子のためではあるのだ。
1を聞いて10を知る子ならそれこそ1だけやればよい。
10を聞いても1しかできない子は、
100やらなければ10出来るようにはならないのだ。
公文の学習が膨大な量なのは、
ただやらせればいいのではない。
量をこなすことによって、自然と自信がつき、
教わってできるのではなく、
自主的にできるところまで持って行くからだ。
今の子は昔の子より、
我慢や辛抱ができなくなっているような気がするのは
すでに昔に所属する人間だからだろうか?
しっかり持つ、きちんと書く
- 投稿者:ゆき子 (2017-11-15 (水) 11:02:53)
以前どうしても学力が伸びなかったけれど、
頑張って小学校6年生まで続けてくれた子は
(それでも英数国とも中学教材には入った)
筆圧が無くて、フニャフニャした字を書いた。
英単語を書く時も1文字ずつ見ながら書く。
今なら「ひとつの単語はそのまま覚えてしまって、
できるだけ1文字ずつは見ないで書きなさい。」と指導するのだが、
当時は覚えられないなら仕方がないかなあ、と思っていた。
国語も「該当する文章をそのまま抜き書きしなさい。」という問題に
できる子は、一度頭に入れてからそのまますらすら書き写すが、
数文字書いては見返していた。
覚えて書こうという気がなかったのか、それができなかったのか。
筆圧も弱く、薄~い字を書いた。
英語は単語ごとに区切って書かないと、何が書いてあるかわからない。
全体が同じ間隔で書いてあった。
これでは「単語」という意識が持てないし、
単語として頭に入らない。
なによりも、まずある程度の筆圧が大切。
(無駄に力をいれてはいけないが)
そして小さい文字や数字が書けるようになることも重要。
算数・国語はB教材あたりから、
問題と同じ大きさの数字や文字が書けるようにしたい。
小学校1年生は書き取りのマス目も大きく、
どうしても大きくなりがちだが、
公文式は実際の学年にはとらわれず、
着実に進んできた子は1~2年で学年を超える。
1年生でもB以上の教材をやっていて、かつすらすら進んでいける子は、
小さく丁寧な字が書けるはずだ。
小学校では大きく書いても、公文の教材には小さく丁寧に書ける。
そういう子を育てたい。
なるほど、理解できてなかったのか
- 投稿者:ゆき子 (2017-11-12 (日) 16:15:02)
いや、それで納得していては困るのだ、と思い至った。
いくら「教科書をしっかり読んで、きちんと覚えなさい。」と言っても
その内容が理解できていなければ、
覚えることなんてとてもできないだろう。
日常の生活の中で、少しずつでも理解していくほかはない。
例えば、小学校の1年生の算数ですでに
「三角形・四角形」という言葉が出てくる。
で、1年生の子に「「三角形」って知ってる?」と聞いたら
案の定「知らない。」という答えが返ってきた。
「三角は?」と聞いたら
△これを指で作って「こういう形。」
うん、この子は理解してる。
でももう一人は「三角は?」と聞いたら「知らない。」という。
親や家族との会話の中で、「三角」という言葉は、概念は出ないのか…。
親はスマホばかり見ていて、子どもと会話なんかしないのか。
2~3歳くらいで、言葉が操れるようになった年齢の時に
「あれ、なあに?これ、なあに?」こういう質問攻めにあったはずだ。
今からでも遅くはない。
子どもと教科書を一緒に読んでみて、
理解しているかどうか確認してみてほしい。
中高生で、教科書の内容が理解できていない子が30%以上いるということは、
すでに小学生でも何%かは全然理解できずに、
学年だけを重ねている子がいるかもしれないのだ。
教科書の文章が理解できない?!
- 投稿者:ゆき子 (2017-11-08 (水) 09:42:40)
日本は諸外国に比べて文盲率が低く、教育程度は高いと思っていた。
しかし、先日の朝日新聞を読んでいて、びっくりした。
「教科書の文章 理解できない…多数」
調査の名称は「リーディングスキルテスト」
例えば「メジャーリーグ選手の出身国の内訳」に関する
中学校の社会科教科書の文章を読み、
内容に合うグラフを正しく選べた中学生は12%。
高校生も28%にとどまった。
似た文章を比較する問題でも誤答が多かった。
調査では、やはり中学校の社会科教科書にある
「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、
大名には沿岸の警備を命じた。」という文と、
「1639年、ポルトガル人は追放され、
幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。」が同じ意味かを尋ねた。
正解は「異なる」だが、
中学生の42%、高校生の27%が「同じ」と答えた。
「中学校卒業までに、中学の教科書を読めるようにすることが、
教育の最重要課題だ。」と関係者は話す。
仕事の多くが人工知能(AI)に代替される時代が近づく中、
AIに負けない能力を身に着けるには、文章の意味を理解し、
学び続けることが欠かせないからだ。
以上のような内容であったが、
学力の低い生徒は教科書を読んで理解することが不可能なのだ。
常々「教科書を何回も読んでしっかり頭に入れなさい。」
と言ってはいるが、
読んでいても意味が分からなければ、何も頭に入っては来ないだろう。
「まず読んで意味がわかるようにする。」
これが一番最初にやらなければならないことだ。
そのためには、「公文の国語」は本当に最適だ。
算数1教科しか学習していなくて、
時々「文章題ができません。教えてください。」と持って来る子がいる。
もちろん教えるが、文章が理解できない子が多い。
せっかく「国語」という教科があるのに、
どうしてそれをやらないのか、本当に不思議でならない。
中学・高校と進むにしたがって
教科書の内容はどんどん複雑になってくる。
それを理解できずに、どうして成績を上げることができるのだろう?
難しいところだ
- 投稿者:ゆき子 (2017-11-03 (金) 22:44:39)
「声掛けだけでは動かない」とは書いてみたが、
ベーったりとくっついていては、子どもも息がつまる。
「はい、次・はい、次」とやるのは、リズムを作るためであって、
子どもを追い詰めるためではない。
褒めるためにやっているのに、責める材料にしてほしくはない。
そして、同じ年齢の子が同じことができる、と思うのも大間違い。
「あの子はできるのに、うちの子はできない。」
そう思ってはいけない。
その子その子によって伸びる時は違う。
大切なことは伸びる材料を与えてやっているかどうか。
お母さんだって、子どもによそのお母さんと比べられたら、
嫌ですよね?
声掛けだけでは動かない
- 投稿者:ゆき子 (2017-11-02 (木) 09:14:26)
幼稚園年長さん。
教室学習が時間がかかる。
確かに家での学習より教室のほうが枚数多く設定してるということもあるが、
教室では「誰かが来た。」と言えば来た方を向き、
少し騒がしくなるとそっちを見る。
「教材だけを見てやろう。」と何回声をかけても効果なし。
下手をすると算数国語で1時間半以上かかったりする。
「家ではきちんとできてますか?」
「その時によりますが、私が見ていてやれば短時間でできます。」
う~ん・・・・・。
そこで、教室では1問やるたびに
「はい、次・はい、次。」とそばについて促してみた。
これで算数10枚を15分、国語も10枚を15分。
本当なら自分で集中できないと困るんだが、
それでもついててやれば早くできるなら、
できるだけついていてあげたいと思う。
別の例。
同じ年長さん。
家では10枚を2回に分けてやっている。
なので、5枚で集中が途切れる。
教室では10枚一気にやってほしい。
お母さんがそばについているとできる。
いずれはついていなくてもできるようにしたい。
やっぱり遠くからの声掛けだけでは、特に幼児は集中できない。
3年生くらいまでその傾向はあると思っていたほうが良い。
学校へ行くようになったから自立できるのではない。
徐々にその過程を踏んでいかないと、自立はできるようにはならない。
単に「やったの?」と聞くだけではだめ。
都合が悪ければやってなくても「やった。」と子どもは言う。
「一緒にやろう。」
別に答え合わせなんかしなくていい。
「はい次、はい次。」
これだけで一挙に時間が短縮できる。
「ダラダラやってて困ります。」
見てないとダラダラやりますよ、誰でも。
1回成功体験をしてみてください。
「おお、早くできたねえ。」
これだけで良いのです。