公文式教室で学ぶ、家で学ぶ、自分で学ぶ きっとできる!だからがんばる。

diary201611

11月の日誌

「間違い」は糧になる

  • 投稿者:ゆき子 (2016-11-30 (水) 08:45:08)

間違いを直すのを嫌がってはいけない。
同じ間違いはしないようにしようと考えるからだ。

大人になったら一度の間違いが致命傷になってしまうことがある。
でも、子どものうちの間違いは許される。
何度も直して、直したら同じ間違いをしないようにと考えれば、
間違いは決して悪いものではない。

だから、一度に消してしまって、
また最初からやり直すというのは、賢いやり方ではない。
間違った個所だけ消して、会っている箇所は消さない。
そのほうが間違いの個所が印象に残る。
いい加減に書いて、間違ったら全部消して、
最初からやり直す、と言うのが一番賢くないやり方。
間違った分だけえらくなれる。

時期を逃すと大変なことになる

  • 投稿者:ゆき子 (2016-11-29 (火) 21:28:28)

体験学習の後、「入会はどうなさいますか?」と聞いたら
「毎日学習がキチンとできないので、ちょっと様子を見ます。」
あら、まあ・・・・。

毎日学習は誰でもいきなりキチンとできるものではない。
まして低学年ならなおさらだ。
最初からきちんとその日の復習や明日の予習ができるようなら、
学校なんて必要ないくらいだ。
自分で教科書を読んで理解できるはずだもの。

「公文の算数って計算だけですよね?
時間と距離の問題とか、図形がないんですよね?」
まだ、なかなか理解していただけてないんだなあ・・・・。
時間と距離の問題、図形や文章題、あれは算数の問題ではない、
国語の問題ですよ~。
国語力がないと何を聞かれてるのかわからない。
と言うより、問題の設定すらわからない。

毎日きちんとできないんです。
毎日きちんとやらせられないんです、と言ったほうが正しい。
1時間以上はかからないはず、
最初の頃なら1教科当たり10~15分くらい、2教科やっても30分以内。
それくらいの時間付き合ってはもらえないだろうか?
子どもさんのために。

先へ行けば行くほど、取り返すのは難しくなる。
少しでも早いうちなら、取り返しが効くのだ。

前回嬉しいお話が

  • 投稿者:ゆき子 (2016-11-24 (木) 21:39:30)

火曜日の話。
算数はとてもよくできる小1のお子さん。
国語がいま一つだから、
入会の時に「算数だけで良いです。」とおっしゃるのを、
「ぜひ、国語も学習してください。絶対後悔することはないはずです。」
そう申し上げて入会していただいた。
国語の力もだいぶついてきたように思うが、まだまだ。
でも学校では国語も褒められるそうだ。
「国語を勧めていただいてよかったです。」
そう言ってもらえるのはとても嬉しいことだ。

「質より量」と言ったら聞こえは悪いが

  • 投稿者:ゆき子 (2016-11-23 (水) 12:04:29)

公文の算数はとにかく量が多い。

小学校の教科書をよく見ると、多くが説明に費やされている。
この説明文をきちんと読めて、
1度でしっかりできる子がクラスのうち何人いるだろうか?
そのために先生がいて、板書しながら説明して、
時には子供に解かせたり、みんなで討論したりしながら、
理解を深めていく。
で、ある程度理解はできた。
さてそれでは類似問題をやってみよう、となる。
そこで説明文の最後には類似問題が数問ある。
1問目と2問目の難易度の差が大きい。
1問目の問題とと最後の問題の難易度の差なんて、
明らかに「なんじゃこりゃ?なんでいきなりこんな難しくなるの?」
と言いたくなるくらいだ。

その点、公文の問題は
本当に徐々に徐々に難しくなっていく。
1枚目の一問目と2枚目の一問目にそれほど難易度の差がない。
1枚当たりの問題数は表裏合わせて多くても20~28問。
少なければ8~10問くらい。
これを最低でも3枚、普通は5~10枚を1回に学習する。
計算していただきたい。
最低でも8問を最低でも3枚やれば24問。
多ければ28問を10枚で280問である。
これを毎日学習するのだ。
1週間で144問~1640問。
力がつかないはずがない。

「学習不振」の多くは練習不足。
人間の能力なんてそんな大きな差はない。
医師のお子さんも何人も接してきた。
確かにそんなにできないお子さんもいなかったが、
もうほんとに天才!と思える子もそうはいなかった。
でも、医師のお子さんたちは本当によく勉強した。
環境が人を作る。
たくさんやればできるようになる。

比べないで

  • 投稿者:ゆき子 (2016-11-21 (月) 10:47:51)

「お兄ちゃんはこうなのに、弟はこうなんです。」って、
全くの別人なんだから違っていて当たり前。
「お姉ちゃんはこうですけど、妹はこういう風で。」
同性の兄弟・姉妹はどうしても比べやすいのでこうなるのだろう。
異性の兄妹・姉弟はあまり比べられることがないように思う。

比べたところで仕方がないが、一番上の子は親子ともに初めて。
割と親の思惑通りに行くことが多い。
次子は子ども自身も上の子を見ているし、
親も勝手がわかるのでやりやすい分、大丈夫と思いがち。

同じ親から生まれて、環境も同じだし、
どうしてこうも違う?と思いがちだが、
環境は上の子と下の子では大いに違う。
兄弟が4人5人という家はそう多くはなくなった。
4人も5人もいたらいちいち比べてはいられない。
比べなくていいんです。
比べても仕方がない。
みんなそれぞれなのですから。

公文式という学習法はなかなか理解されにくい

  • 投稿者:ゆき子 (2016-11-15 (火) 22:07:29)

「公文って毎日宿題あるんですよね?
ほかのお稽古事があったりするので、毎日はできないと思うんです…。」

宿題と考えるから、おっくうになったり、
義務感を伴ったりするのではないかと思います。
サッカーをする子は試合の前に基礎練習をしますよね。
テニスは毎日素振りをしますよね。
ピアノは毎日引きますよね。

それと同じことなんです。
毎日毎日の基礎練習。
学校はやり方や理屈を教えてくれるところ。
家庭はそれを繰り返して定着していくところ。
一日数時間やっても、次の日はその半分以上は忘れている。
だから、またそれを学習する。
すると忘れた半分の半分くらいは思い出す。
毎日繰り返すこと。
それが重要なのです。
でもなかなか理解してはいただけない。

英語をいつ始めるのが良いか

  • 投稿者:ゆき子 (2016-11-10 (木) 10:33:58)

これから小学校低学年でも英語が導入され、
5・6年生では教科にもなり成績もつくようになります。
英語をいつ始めたら良いか?
と相談をお受けすることが多くなりました。

国語学習者であれば
「国語のF2教材が終わってからで大丈夫ですよ。」
とお答えしています。
とは言えすでに5年生以上であれば
「すぐ始めたほうが良いです。

本当はできれば3教科学習をお勧めしたい。
公文式学習はもともと算数1教科から始まった学習法です。
算数・数学の学習については長い実績があり、絶対に自信があります。
でも、国語の教材には本当に良いものがたくさん入っています。
理科に関するもの、歴史や社会や地理に関するもの、
哲学に通じるもの、本当にいろいろなものを網羅しています。

実際最近は本をよく読む子は少なくなりました。
「本が好きだ。」とは言っても自分で選んでいたら
好きなジャンルしか選びません。
自分で選ぶ時に、よっぽど医学に関心がなければ、
「心臓や血管の働き」などという内容を選ぶでしょうか?
政治家になりたいと思ってもいない小学生が
「国家の仕組み・三権分立」などという本を読みたいと思うでしょうか?
公文の国語の教材には、小学生でも読めるように、
それらの内容のものがあるのです。
もしかしたら、こういうのを読んで
「お医者さんになりたい。」「政治家をやってみたい。」と
考えるお子さんが出て来るかもしれません。
だから、国語は絶対に捨ててほしくないし、
算数・数学ができる子は、
高校生になってから自信がついてくるし、
英語もこれからの社会には絶対必要だし、
こっちもジレンマなんですよねえ。

ただ、本当の本心は小学生の間だけ、という限定でもいいから、
数・英・国をやってください、と言いたいのです。

マイコプラズマ肺炎大流行

  • 投稿者:ゆき子 (2016-11-09 (水) 10:33:05)

子どもに多く、
せきが長引きやすいマイコプラズマ肺炎が大流行している。
国立感染症研究所によると、
10月17~23日の1週間に
全国約500の医療機関から報告された平均患者数は
統計開始以来、過去最多を記録した。
専門家は、従来の抗菌薬が効かない耐性菌の影響を指摘、
マスク着用やこまめな手洗いを呼びかけている。

マイコプラズマ肺炎は乾いたせきと発熱が特徴で、
解熱後も数週間にわたってせきが続く。
マイコプラズマという細菌が原因で、
くしゃみやせきのしぶきを介して感染する。
14歳未満が患者の約8割を占め、
中耳炎や無菌性髄膜炎、
脳炎などを併発し重症化することもある。

インフルエンザもはやり始めています。
気を付けてください。
万が一かかってしまったら、
周りの人にうつさないようにしましょう。
子どもさんだけでなく、おうちの方も気をつけてくださいね。

波があって当たり前

  • 投稿者:ゆき子 (2016-11-09 (水) 10:01:15)

30分でできる時、1時間以上もかかる時。
その違いは何か?
別に何でもない、気が乗らないだけ。
大人になってもそれでは困る。
気が乗らないから今日は仕事行かない、
やる気が起きないから今日はご飯作らない。
子どものうちは、それが許される。
だんだんに自分で気づいていく。
気が乗らなくても、やる気がなくても、
やらなきゃいけないものはやる。
優先順位をどこに置くか。
きちんとできる人間はそれを自分で決めることができる。
そういう人間にしたい、と思っているのです。
自分の頭で考えることのできる人、
段取りが自分でできる人、
言われたことだけでなく、発展して物事を考えられる人。
そういう人間になってほしい。

子どもは波があって当たり前と思ってください。
良い時だけを見てください。

小4でG教材終了ができれば中学は安泰

  • 投稿者:ゆき子 (2016-11-06 (日) 18:01:59)

小4でG教材(中1過程)が終了できて、小5でH教材、
小6でI教材が終了していれば、
中学校へ入ってからも安泰です。
学校での授業がすんなり頭に入ってくれば、
公文の学習で繰り返し練習しているのですから、
万全と言えましょう。

学校で教わったことをすべて覚えていて、
その応用が自分でできれば、テストなんて楽勝です。
しかし、学校でやったことを
しっかり覚えていない子がなんと多いことでしょうか。
内容ではなくやったことさえ覚えていない子もいるのです。
特に算数は以前にやったことは覚えているものとして
その先を積み重ねていくのですから、
やったことを覚えていないよいうことは
土台がない上に家を建てるようなものです。

お父さん、お母さん、たまには子どもさんの教科書を
どんなことをやってるのかな?と覗いてみてください。
やったことを覚えているかどうか確認してみてください。

学校の宿題をやっても良いとは言ってますが

  • 投稿者:ゆき子 (2016-11-01 (火) 22:57:03)

どうもこのところ、
だらだらと漢字の書き取りなどをやっている子がいて、
かつ、それをやりながらあちこちをうろうろして、
あっちの子を突っつき、こっちの子とおしゃべりする子がいます。
黙ってすらすらやるなら、やっても良いですが、
ただ単に時間をつぶしているだけなら、即刻退出させます。
今日は男性の先生が雷を落としました。

公文の学習が終わった後、
学校の勉強をやっても良いとはしておりますが、
2教科で1時間以内、3教科学習でも1時間30分以内に
学習を終了できたお子さんだけにしたいと考えています。

また、学校の宿題をやる場合でも1時間以内に終了してください。
あまりに目に余る子は、学校の宿題を禁止します。

学校での分からないところは教えしますが、
だらだら無期限にやるのは、
公文学習が終わっていないお子さんに迷惑です。

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