diary201407
7月の日誌
進度上位者のつどいin沼津
- 投稿者:ゆき子 (2014-07-31 (木) 09:19:09)
昨日は沼津事務局「進度上位者のつどい」が
プラザ・ヴェルデで行われました。
本市場・横割教室では3名の該当者がありましたが、出席者は1名。
夏休みは結構皆さん忙しいですからね。
やはり一番の見どころは
実際に教材を解くところですね。
なんと言っても「幼児」さんのコーナーに
一番多くの見学者が集まってました。
机にやっと手が届くかどうかと言う幼児さんが
(椅子も高いので、足がぶらぶら)
二桁の割り算や、分数計算、英語のG教材を
すらすら解いているのを見ると
思わず「へ~っ。」と言う声が出てしまいます。
数字も文字も奇麗で丁寧だし、
4年生5年生がきったない字でごちゃごちゃに書いてるのを思い出し、
見せてやりたいと思いました。
できればもっと身近で、
富士市だけとか地区だけでこういうのをやれば、
進度がそこまで行ってない子も見に来られるような状況を作ってやれば、
意欲の向上につながるのではないか、と真剣に思いました。
「おかずを増やしたら、子供が賢くなる!」
- 投稿者:ゆき子 (2014-07-29 (火) 22:03:39)
内容については
「プレジデントーオンライン」にのっています。
検索に”おかずを増やしたら”と入れてみてください。
川島教授の調査結果が出ています。
ここでも、やはり「葉や根・早起き・朝ごはん」の重要性が語られています。
夜の10時過ぎにちょっと外へ行くと、幼児が親に連れられて歩いています。
「もう、寝る時間じゃないの?」と思うのです。
勉強でも、生活習慣でも、親の姿勢が子供に影響するのです。
環境を整えなければ、どんなに「勉強しなさい。」と言っても
努力が報われることが少ないのは、本当に残念なことです。
学校は夏休み、公文は やってます
- 投稿者:ゆき子 (2014-07-24 (木) 21:55:52)
夏休みの宿題の「練習帳を持って来て良いですよ。」とあらかじめ言ってるので、
何人かが持って来て、公文の学習が終わった後に、見てあげています。
まあ、ほとんどが夏休み前にやったことの復習と、
前の学年以前にやった事ばかりなはずだから、
できない、という方が不思議です。
ところが、「これは学校でやったよね?」と聞くと
「やったと思うけど、覚えてない。」とか「忘れた。」と言うのです。
一度やったことを、しっかり覚えている、
もしくは忘れていなければ、必ずできるはずです。
しかし約半数の子は、覚えていない、または忘れています。
だから、補習塾へ行っても無駄なんです。
学校と同じことをやるからです。
それか学校でやることを少しだけ先取りして教えてしまうのです。
そうすれば、学校でやったとき「あ、それできる。」となって、
ちょっとだけ人より先ができたような気になるだけです。
そして、学校でやった時のように、忘れてしまいます。
キチンと繰り返して、できるようにしていないからです。
分数の足し算引き算はもうやったはずなのに、できない。」と言う。
授業のその場ではわかったような顔をしているし、
そこそこ教科書程度の数問は何とか、1時間もあれば出来る。
でも自分でやらせるとできない。
だから、公文が必要なんですよ。
「8月は休みます。」
はあ~????
そこで差をつけなきゃいけないのに、どんどん進んでおかなきゃいけないのに、
何言ってるんでしょ?
「いろんな経験をさせてやりたいので、補習塾へ行きます。」
えええええ?????
経験よりも基礎の基礎固めをまずしなければなりません。
その基礎が固まって磐石になって、はじめていろんな経験が生きてくるんです。
基礎を作ってないのに、「いろいろな経験」なんて「砂上の楼閣」です。
作業力 集中力 理解力の他に学習態度のちょうど
- 投稿者:ゆき子 (2014-07-21 (月) 18:49:34)
この4つがそろって初めて、子どもさんは大きく進むことができます。
理解力があっても、1問やるのに数十分もかかっていたのでは、
テストはできるようにはなりません(理解力がついたとは言えない。)
作業力と集中力は紙の裏表のようなもので、
片方がついてくれば、もう片方も必ず付いてきます。
そして一番つけるのが難しいのが学習態度のちょうど。
この学習態度をつけるのに最適なのが家庭学習。
「何回行っても宿題に取り掛かりません・・・・。」
簡単なところをさっとできるのが良いんです。
だから、ご希望なら今教室でやっているところよりも
1教材でも2教材でも簡単なところをお渡しします。
ホントは、教室でもそのまま戻ったところをやればいいのかもしれません。
でも、「進みたい。」と言うのが子供の本音。
学校でやっていなくても「進みたい。」と言います。
「教えてくれれば、できるから。」
教えなくてもできるはずなんですけどね、自分で考えれば。
「言っても言っても自分から宿題(ほんとは家庭学習)をやりません!」
と言うお母さん、一度ご相談ください。
宿題を始められるための儀式
- 投稿者:ゆき子 (2014-07-15 (火) 11:55:47)
「なかなか宿題に取り掛かれません。
さんざん言って、いよいよぎりぎりになってから、
しぶしぶという感じで始めます。どうしたら良いでしょうか?」
う~ん、何かいい方法があれば、お教えしますが、
これって本当にないんですよねえ。
先にやってしまえば後が楽なのに、
ぎりぎりまでやらない。
お母さんが口を酸っぱくして言い、
爆発寸前になるまでやらない。
そのうちお母さんが根負けする。
子どもが自分でやる気になるにはどうしたらいいか?
ホント、永遠のテーマですね。
何か、ルーティンワークをこなすためにこれをやるとスイッチが入る、
という秘策はありませんかねえ???
「はいっ、!あなたはやる気になりました!どんどん宿題をこなせます!!」
こういう魔法をかけてみましょうか?
教えるのが上手な親
- 投稿者:ゆき子 (2014-07-13 (日) 06:53:12)
(一部略)子どもが何かを学ぶときも同じです。
自分で答えの出し方をひらめいたとき、
答えがわかったときに大きな喜びが得られます。
熱心すぎる教育ママは我が子に勉強を一所懸命に教えようとするあまり、
解き方や答えをすぐに教えてしまいがちです。
これでは学ぶ一番の楽しみを奪いかねません。
子どもは勉強嫌いになり、親はその姿にイライラする。
そうなると子どもをうまく導くことは困難になります。
親子の関係は「車間距離」と同じで、近くなりすぎると衝突してしまいます。
教えるのがうまい親は、子どもが答えを出せなくて悩んでいるとき、
イラつくことなく見守ります。
子どもが答えを出せなくて諦めそうになっても、答えは教えません。
答えを教える変わりにヒントを与えるのです。
・さっき解いた基本問題をもう一度読んでみたら?
・この問題、この前やった○○の問題に似ているような……
・計算ミスしてるってことはないかな……
まずは間接的なヒントを与え、
それでもわからないようであればもう少し直接的なヒントを出す、
というように段階を経て、わかりやすいヒントを出します。
決して答えは言わないようにし、答えは本人に気づかせるのです。
ほとんど答えを言っているようなヒントでも、
子どもが自分でひらめいたと実感できればいいのです。
実はこの指導の仕方はプロの塾講師のアプローチと同じです。
勉強の醍醐味、それは苦労した先にある発見の喜びです。
発見の喜びを得る機会を上手に与えていくことができれば、
子どもは勉強好きになります。
答えを教えるのではなく、見守りつつヒントを小出しにして、
子ども自身に気づかせる。
教えるのがうまい親は共通してこのアプローチが上手なのです。
■身近なもので試させてみる、一緒に楽しむ
子どもは目に見えない物事を理解することが苦手です。
たとえば、3分の1が4分の1よりも大きい数であることを、
すぐに理解できるのは算数が得意な子どもだけです。
3分の1と4分の1を比べるとき、
分母の数字に目がいき「3」より「4」が大きいから、
4分の1が3分の1よりも大きそうだという感覚を持つのは自然な反応です。
でも、これが3人で等分に分けたロールケーキのほうが
4人で分けたロールケーキよりも大きいことは説明しなくても子どもはわかります。
ではどうすればよいか。
教えるのがうまい親は、学習する内容を具体的な日常生活にあてはまるところを探して、
一緒に楽しみながら試しています。
この姿勢が子どもの知識を定着させ、知的好奇心を引き出すのです。
子どもが学校の理科の授業で「地球の自転」について習ってきたとしましょう。
ボールやグレープフルーツを子どもの手に乗せて、
横から懐中電灯で照らして部屋の灯りを消してみる。
そうやって昼夜の感覚を仮体験させると、
ただの知識が「知恵のもと」になります。
身近なもので試させて子どもに実感させることで、
自転のミニ実験が社会科で「時差」の勉強をしたときにも役立つような、
奥行きのある知恵になります。
子どもには実感が得られない、社会科の公民分野なども、
たとえば今晩のメニューの候補を挙げ、
家族で1票ずつ投票することで、「選挙」の仮体験をする。
そんなゲーム感覚を日常に取り入れると、
子どもは勉強するのが楽しいことだということがわかってきます。
「勉強しなさい!」「いつになったら宿題やるの!」
と怒って強制的に勉強させるよりも、
親子で楽しみながらミニ実験や数字ゲーム、漢字クイズなどを日常に取り入れているのが、教えるのがうまい親に共通する点です。
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ちょっと他のコラムから失敬してまいりました。
7月10日(木)の本市場教室
- 投稿者:ゆき子 (2014-07-09 (水) 21:29:34)
台風の情報が入っていますが、
とりあえず本市場教室は行います。
大雨警報等が出た場合、
学校は休みになるか、始業時刻を繰り下げるか、
または終業時刻を繰り上げるかのどれかになると思います。
ただ、本市場教室は休みにした場合、別日を取ることができません。
なので(教室がなくなってしまうというような)よほどのことがない限り、
教室は行います。
お休みする場合にはできるだけ指導者の携帯電話に
ご連絡いただきたいと思います。
やはりちょうどのところでなければいけない
- 投稿者:ゆき子 (2014-07-09 (水) 20:54:35)
兄弟二人数国2教科学習してくれているが、
弟君がやっと1学年下の個所に進んだ。
しかし、とにかく時間がかかる。
学習途中に席を立つ、人に話しかける、手が止まる。
2教科で2時間はかかる。
できないわけではないが、2~3問やっては手が止まる。
促すとまた2~3問。
何とか学年相当にもっていきたいと思って進めてきたが、
これだけ時間がかかり、
その都度その都度促すのではこちらも
かなりなストレスになる。
お兄ちゃん君も学年・進度は違うが
やっと学年相当に追いついた。
しかしこちらも、1時間半以上はかかる。
学年は違うが、同じようなのがもう一人。
これはやはり進度の間違いがあるなあ。
まず、弟君の算数を大きく2教材分戻した。
そのため今日は算数15分以内。
国語はそれほどではなく、今やっている教材の最初に戻した。
こちらも20分以内でできた。
そして、先取りしている九九の4の段を少し練習して帰した。
お兄ちゃん君は今日は訂正があるのでそれを全部直させてから
大きく戻すことにする。
そしてあとの一人は、
算数のみをとりあえず1教材前の最後の方に戻したら
5枚を15分程度ででき、
「あまり早く帰ると、お母さんに怒られる。」と言うので
算数をあと5枚やり、「早くできた!」と
喜んで帰って行った。
このことから言えることは、
なるべく早く学年相当を学習させてやりたい、とつい思ってしまうが、
その子に合ったところでないと、
お互いに苦痛以外の何物でもない、ということだ。
焦ってはいけない、ということだ。
「公文やってる子は字が汚い。」なんて言わせません!
- 投稿者:ゆき子 (2014-07-07 (月) 21:15:05)
「何でそう汚い字を書くんですか?」
「早く書くとそうなるんだもん。」
「そんなはずはありません。読めない字は×にします。」
進度が上がってくると汚い字を書く子は少なくなってきます。
そこそこの進度の子供が、字が汚い。
言いかえれば、汚い字を書く子はそこそこまでしか進めない。
なぜなら、自分で見直すことができないから。
本当に力がついている子は、
頭の中と同じようにすっきりと整列した字が書ける。
うまい字を書いてほしいとは言わない。
上手い下手は仕方がない、
読みやすい字、整理された字を書くようにさせたい。
数式が頭の中にきちんとある子は、
きれいでなくとも読みやすい字を書く。
国語の書き順には一定のルールがある。
横線は左から右へ、縦線は上から下へ。
ひらがなの書き順も一年生でやってるはずなのに、
「か」を縦線から書く子、「も」を横2本から先に書く子、
「や」の短い点は2画目なのに、3画目に外側に書く子、
「ら」の点をあとから数字の5のように書く子、
「な」の点は3画目なのに4画目の最後に書く子。
けっこういますよ。
時々確認してみてください。
やる気の出る方法
- 投稿者:ゆき子 (2014-07-04 (金) 14:30:39)
それはこっちが聞きたいくらいだが。
「子供のやる気を出させる方法ってありませんか?」
う~ん・・・・。
では、お聞きしますが、
日々毎日お父さんやお母さんは、やる気満々で家事や仕事をしていますか?
そうじゃない時だってありますよね?
仕事や家事にやる気が出ないとき、どうしていますか?
やる気がなかったら放り出しますか?
仕事休みますか?
ご飯も作らず、掃除もせず、子供のお弁当も作らず、
洗濯もせず、好きなゲームだけやって、好きなテレビだけ見て、
ごろごろしてますか?
そんなことないですよね?
ならば子供だって同じです。
やるべきことはやる。
やらなくてはならないことは必ずやる。
そういうムードに持って行くんです。
「今日はやる気がないからやらなくて良い?」
そんな質問はさせないようにするんです。
とにかく一度は始めさせる。
机に向かわせて、鉛筆を持たせて、教材を前に置く。
それでも「やる気がないから、うんぬん・・・・。」
なんて言う発言は聞こえないふりをする。
「じゃあ、お母さんもやる気がないから、ご飯作らない。」
「お父さんも、行く気がないから会社行かない。」
まさかね。
お母さんからクレーム
- 投稿者:ゆき子 (2014-07-01 (火) 21:46:12)
前回の学習日。
生徒の一人が「お祭りが8月の2・3日にあって、
その時に山車に乗って太鼓をたたくんです。
太鼓の練習が毎日あるし、
ピアノの練習も毎日しなくちゃいけないから、
先生、宿題の枚数を減らしてください。」
まあ、毎日頑張ってるし、数学は学年にも追いついたし、
少しは減らしてあげても良いかな?
弟君は算数がようやっと追いついたところだが、国語は今一つ。
もう少しきちんと読もう、と何度言ったか。
8月初めまでだし、その分夏休みに取り戻そうと、一応のOKを出した。
ここでお母さんに確認しておくべきだったな。
今日になってお母さんから、
「先生枚数減らさなくていいです。いつも通りにしてください。」
ん????
「太鼓の練習があるんじゃないんですか?」
「そりゃありますけど、練習があるならあったで、
それまでに公文や学校の宿題やら、
ピアノの練習やらは終わっておけばいいんです。
効率よくやれば、できない枚数じゃありません。
余った時間でゲームやってるんですから。」
ゲームやってる時間はあるの?
結局本人たちにも話をして、
無理のない枚数を確保することにしました。
できないわけないでしょ?
教室でもできてるんだから。
要はやる気と時間管理の問題です。
でも、このお母さん、偉いです。
「時間がない。」という子どもの言葉を真に受けて、
「減らしてやってください。」とか「夏休みは休会します。」
という親が多い中で、
「やれば出来るはず。」と厳しさを示すお母さん。
きっと大きくなって「ありがたい」と思うはずですよ。
小さいうちに賢くしておけば、後の子育てはおつりがもらえる
- 投稿者:ゆき子 (2014-06-30 (月) 13:44:46)
小さいうちにきびきびさっさと出来る子にしたい。
小さいうちに 途中でやすまず最後まで仕上げる粘り強い子にしたい。
賢くしてしまえば、あとの子育てはらくになると思います。
これは、恭子先生のブログから失敬しました。
また、先日公文の先生方の会合がありました。
各教室の問題点やら、今困っていることを相談しあうのですが、
その中でK先生が、
小学校1年生の先生が、
「お勉強は楽しくなければいけません。
無理やりやらせてはいけません。」とおっしゃったとか。
なので、宿題の毎日に嫌気がさしていたその1年生。
「楽しくないので、3教科を英語だけにします。」
親も先生の言うことは真に受けますからねぇ。
そりゃあ、いやなのを無理やりやらせても、効果はないかもしれないけれど、
だったら嫌じゃない方向にもっていくように親も先生も努力しなければいけない。
長い人生、嫌なこともやらなきゃいけない時はきっと来る。
そんな時、「いやなことはやらなくていいよ。」と言ったら
高校受験も、大学受験も、定期テストの勉強も、卒業試験も、
資格試験も、就職試験も、
就職してからの昇進試験も、家事・炊事・子育て、
極言すれば親の介護も、
「いやなことはやらなくていいよ。」って言ってしまっていいんですか?
小さいうちから、「嫌でもやらなきゃいけないことは、きっちりやる。」
きっちりできる子にしておけば、
何をやってもしっかりできる子、
そして、しっかりできる大人になると思うんですけど。